北海道で1時間に50mmの非常に激しい雨 道路冠水や河川増水に警戒

ウェザーニュース

今日12日(火)の未明から北海道で降り出した雨は、時間とともに範囲を広げ、強まっています。1時間に50mmの非常に激しい雨を観測した所もあり、警戒が必要です。

午後は道央や道北でも激しい雨に

北海道は西から近づく前線の影響で湿った空気が流れ込みやすく、日本海側を中心に発達した雨雲が広がっています。未明に道北で降り出した雨は次第に範囲が広がり、局地的に雨が激しくなってきました。

八雲町・熊石では9時24分までの1時間に51.5mmの非常に激しい雨を観測。そのほか、道南の檜山地方を中心に30〜40mmの激しい雨を観測し、一部の地域に大雨警報と洪水警報が発表中です。

午後にかけては活発な雨雲が北東に移動して、道央から道北の日本海側を中心に雨が強まるとみられます。局地的には1時間に30〜50mmの激しい雨が降る見込みで、道路冠水や中小河川・用水路の急な増水、土砂災害などの危険性が高まりますので、警戒が必要です。

また、活発な雨雲が通過するタイミングでは雷や突風などを伴うおそれがありますので、併せて注意をしてください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）