近畿や九州でうろこ雲が出現 秋の到来を感じる空に
ウェザーニュース / 2023年9月13日 8時50分
今日13日(水)は近畿や九州北部でうろこ雲が出現し、秋の到来を感じさせる空になっています。
秋によく見られる「うろこ雲」
![](http://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202309/202309130065_box_img0_A.png?1694561708)
うろこ雲はいわし雲とも呼ばれ、巻積雲(けんせきうん)の一種に分類されます。上空5,000~13,000mの高い所に現れる雲です。巻積雲は氷の粒で形成され、雲に厚みがなく太陽光線を透過させるため、雲の底に陰ができず、白く見えます。
うろこ雲に似た雲がひつじ雲です。ひつじ雲は、高積雲(こうせきうん)と呼ばれる雲の種類で、うろこ雲よりはやや低いところ、上空5,000m前後に現れる雲です。巻積雲よりはやや雲が厚いものが多く、雲の底に影ができるものもあり、少し灰色っぽく見えるものもあります。
どちらも通常は低気圧や前線が接近する際に見られることが多く、天気下り坂のサインと言われています。ただ、今日の雲は広く天気を崩すものではなさそうです。
昼間は真夏のような暑さ
空は秋のような空でも昼間はまだまだ真夏のような暑さが続きます。今日の大阪の予想最高気温は33℃、福岡は32℃です。こまめに水分を摂って熱中症対策を万全にしてください。
また、午後になると局地的に雨雲が急発生してにわか雨や雷雨になる可能性があります。モクモクとした積乱雲が迫ってきたら天気の急変に注意が必要です。
うろこ雲?ひつじ雲? 見分け方
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202309/202309130065_box_img2_A.png?1694561708)
うろこ雲とひつじ雲の発生する高さが違うということは、地上にいる私たちからの距離も異なってきます。そのため、見かけの大きさでも判断することが可能と言われています。
手を伸ばして、小指または人差し指を1本立てます。雲の塊が小指に隠れた場合は、上空の高いところにできる巻積雲の可能性が高くなります。一方、雲の塊が人差し指からもはみ出してしまうようであれば高積雲、つまりひつじ雲ということになります。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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