京都や名古屋で最も遅い猛暑日を更新 秋の三連休でも熱中症対策が欠かせず
ウェザーニュース / 2023年9月16日 15時15分
秋の三連休とは思えない厳しい残暑です。今日16日(土)は京都や名古屋で過去最も遅い猛暑日となりました。明日17日(日)も暑さは続く見込みで、秋の行楽シーズンにも関わらず、熱中症対策が必要です。
猛暑日地点が30を超える
9月後半に入っても夏の高気圧が日本付近に勢力を残しています。今日は西日本から東日本を覆って、気温の上がった所が多くなりました。
15時00分までの最高気温が全国で最も高くなった京都市で36.4℃まで上昇。そのほか、名古屋市で35.7℃、奈良市で35.5℃、甲府市で35.4℃など、34地点で35℃以上の猛暑日を観測しています。猛暑日地点が30を超えたのは9月5日以来です。
京都市や奈良市、名古屋市などは観測開始以来、最も遅い猛暑日で、この時期としては過去にないような厳しい残暑になっています。
明日も夏と変わらぬ高い熱中症リスク
![](https://smtgvs.cdn.weathernews.jp/s/topics/img/202309/202309160165_box_img2_A.png?1694844293)
17日(日)の熱中症情報
明日17日(日)も西日本、東日本は厳しい残暑が続きます。強い日差しで気温が上がり、最高気温は東京都心や大阪市で33℃、名古屋市で34℃の予想です。長野市や福井市などは35℃以上の猛暑日で、昼間は夏本番に近い暑さになります。
真夏に比べると日差しは弱まっているものの、熱中症のリスクは非常に高くなる見込みです。西日本、東日本はほぼ全域で最もリスクの高い、「危険」レベルを予想しています。
屋外での長時間の活動はなるべく避け、やむを得ない場合も適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩など夏と変わらない熱中症対策を行ってください。
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