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猛暑の今夏、75%が蚊が少ないと感じる 涼しくなる今後こそ注意

ウェザーニュース / 2023年9月21日 9時57分

ウェザーニュース

ウェザーニュースは今夏の蚊についてアプリユーザーを対象にアンケート調査を実施。その結果、「蚊が少なかった」と感じている方が75%と非常に多いことが分かりました。

また、「9月になってから刺された」方が3割前後、まだ「刺されていない」方も2割前後にのぼり、むしろ涼しくなる今後こそ注意が必要と言えそうです。

4人に3人が 「いつもより少なかった」

今夏の蚊の出現状況に関する調査(2023年9月15日(金)実施/回答人数:11,125人)では、「いつも通り」は約2割にとどまり、全国の75%の方が 「いつもより少なかった」 と回答しました。

約3割が「9月に入って刺された」

今夏、蚊に刺されたかどうかに関する調査(2023年9月16日(土)実施/回答人数:12,390人)では、「8月までに刺された」方が5割前後いる一方で、「9月に入って刺された」方が3割前後もいました。また、今シーズンまだ「刺されていない」との回答が2割以上のエリアも多くなっています。

蚊は気温が25~30℃の時に活動が活発になり、35℃を超えると葉の裏など日陰に身を潜めるようになるといわれています。

そこで、この夏の猛暑日の日数を見ていきましょう。

35℃以上の猛暑で蚊も夏バテ

上のグラフは、気温が35℃以上の猛暑日となった日数を過去3年間分示したものです。

今年の夏は、同じく厳しい暑さだった昨年以上に猛暑日が多くなりました。東京都心でも年間猛暑日数1位の記録を大幅に更新し、記録的な暑さとなりました。

この猛暑で蚊も夏バテし、少ないと感じる人が多くなったり、まだ刺されていない人が一定数いる状況になったと考えられます。

涼しくなるこのあとの季節こそ、油断せず蚊への対策を

35℃を超える猛暑は落ち着き、今週後半になると東京でもようやく30℃を下回る予想です。

涼しくなるこのあとの季節こそ蚊が活動しやすくなり、増えてくるとみられます。散歩や庭仕事の際は油断せず虫除けをするようにしてください。

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