厳しい残暑に終わりの兆し 今週末は各地で秋の空気に

ウェザーニュース

日本列島は厳しい暑さが続いていますが、そろそろ終わりが見えてきました。

週後半の21日(木)から22日(金)頃は秋雨前線が南下し、週末は大陸からの秋の高気圧に覆われます。日本列島の上空には秋の空気が流れ込んで、各地で気温が下がる見込みです。

週末は秋の空気

西日本や東日本は夏の太平洋高気圧に覆われる日が続いていましたが、今週末は大陸から秋の高気圧が進んでくる見込みです。

いよいよ秋の空気に包まれ、晴れても蒸し暑さはあまりなくカラッとした秋晴れを期待できそうです。

東京都心の最高気温は、秋雨前線が南下する22日(金)以降は30℃を下回る日が続く予想となっています。前線通過時は雨が降りますが、天気が回復する週末は晴れて放射冷却現象が強まるため、朝晩の気温も下がり羽織るものが欲しくなりそうです。

西日本ではまだ上空の気温が高めですが、それでも週末の最低気温は22℃くらいになり、その後も熱帯夜からは解放される所が多くなりそうです。

北日本は秋が深まる

一足先に秋へと向かっている北海道では、明日21日(木)以降は旭川など内陸の市街地でも最低気温が10℃を下回る日が出てくる見込みです。

大雪山では紅葉が色づき始めていますが、いっきに色づきが進みそうです。

この1週間で大きく季節が前進しますので、体調管理をしっかりと行い、服装選びにもお気をつけください。