関東や東北で局地的に強い雨 群馬県には大雨警報発表

ウェザーニュース

関東、東北で局地的に雨雲が発達しています。秋雨前線や上空の気圧の谷の影響で、今夜にかけて短時間の強い雨や落雷などに注意が必要です。

気圧の谷の通過で大気の状態が不安定

関東の沖に停滞している秋雨前線は少しずつ陸地から離れています。ただ、東から湿った空気が流れ込んでいることに加え、上空の気圧の谷が進んできたことで大気の状態が不安定になってきました。

午後になり内陸部を中心に雨雲が発達し、群馬県内では国土交通省が設置した雨量計で、1時間に30mm近い強い雨を観測。15時29分に大雨警報が発表されています。今夜にかけて雨雲の発達しやすい状況が続くため、短時間の強い雨や落雷などに注意が必要です。

また、東北はシアーライン（風の流れが変化する境界線）周辺の発達した雨雲が南下していて、所々で雨が強く降っています。この後は次第に雨雲が弱まる見通しで、夕方以降は強い雨の心配は少なくなります。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）