関東など今年最後の厳しい暑さか 東京は33℃、猛暑日の予想の所も
ウェザーニュース / 2023年9月28日 7時30分
今日28日(木)の関東甲信や東海は9月下旬とは思えない暑さとなる見込みです。静岡市と甲府市では35℃の猛暑日予想。水分補給など熱中症対策が欠かせません。
10月になるとこれまで以上に秋の空気が流れ込みやすくなる見通しのため、広範囲での厳しい残暑は今年最後となる可能性があります。
各地で気温上昇 東京は今年90回目の真夏日か
今日は日本海で低気圧が発達し、そこに向かって南寄りの風が吹き込みます。西日本から東日本の太平洋側には暖かな空気が流れ込み、特に関東から東海にかけては上空1500m付近で+18~21℃の真夏並みの暖かな空気に覆われる見込みです。
これだけ暖かな空気に覆われた上、日差しが届くことで、関東甲信から東海にかけては昨日以上に気温の上がる所が多くなります。
午後の気温分布を見ると、関東平野や東海地方の平野部はほぼ全域が30℃以上の予想です。内陸部や山越えの風でフェーン現象が加わる地域は気温が上がりやすく、静岡市と甲府市は35℃の予想となっています。猛暑日になれば東海、甲信地方で過去最も遅い記録です。
東京都心もこの時期としては異例の暑さで、33℃に達すれば9月下旬以降では1999年以来24年ぶりになります。また、東京都心は今年、年間の真夏日日数の過去最多記録を更新しており、今日もその記録を伸ばしそうです。年間で90日目の真夏日となる予想です。
西日本も太平洋側は気温が高く、鹿児島市や高知市は33℃まで上がる見込みです。9月も終わりが近くなっていますが、屋外での活動には熱中症対策が欠かせません。
10月に入ると秋の空気 厳しいは暑さは今年最後か
東京の気温変化 9月28日(木)〜10月7日(土)
週末にかけては次第に暑さが和らぎ、10月に入ると北日本を中心に上空に冷たい空気が流れ込む見通しです。関東以西でも、ようやく本格的に秋物の服を着る機会が増えてきそうです。
東京都心は10月3日(火)の最低気温が18℃、最高気温が26℃と、いずれも平年より1~2℃高い程度です。
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