静岡県で吊るし雲が出現 上空の強風の影響 午後も観測チャンス
ウェザーニュース / 2023年9月28日 11時50分
今日28日(木)は富士山付近で「吊るし雲」が見られています。
上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、一度出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「吊るし雲」と呼ばれています。
午後も吊るし雲を見るチャンス
吊るし雲は、高い山の風下に現れます。
・上空の風が強い
・湿った空気が存在する
という状況の時に発生しやすくなります。
上空の強い風が高い山を越えたり回り込んだりするときに風下側で空気の波が起こり、風が上昇している部分で雲ができるのです。
時間が経過しても空気の波の形状は急には変化せず、風が上昇する場所で雲が出来て、風が下降する場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。
気象庁のウィンドプロファイラによると静岡市の上空2,000~3,000mでは16~18m/sの強風が吹いていてこの風の影響で吊るし雲が発生したと考えられます。上空では今夜まで風が強い状態が続くので、午後も吊るし雲を見るチャンスがありそうです。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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