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十五夜・中秋の名月が夜空に浮かぶ 今日はちょうど満月

ウェザーニュース / 2023年9月29日 20時20分

ウェザーニュース

今日9月29日(金)は十五夜・中秋の名月です。年によって中秋の名月と満月の日は重ならないことがありますが、今年はちょうど満月となっています。

一部の地域では曇りや雨となっているものの、広いエリアでは晴れてお月見を楽しめています。


ウェザーニュースでは、29日(金)夜に中秋の名月の様子を生中継でお届け!「中秋の名月・満月特別番組」ではポケモンとコラボを実施します。ポケモンのピッピが番組に登場して、満月の中継映像と一緒にお月見の楽しさなどをお伝えしていく予定です。

また、全国の複数地点から中秋の名月ライブカメラの配信も行っています。ゆっくりお月見をしたい方はこちらからお楽しみください。各地点のライブカメラはウェザーニュースの公式YouTubeチャンネルからご覧いただけます。

※これらの配信は予告なく終了する場合があります。
※これらの配信映像には遅延が生じる場合があります。
※調整等のため、一時的に映像がご覧頂けなくなる場合があります。

十五夜・中秋の名月とは 中秋と仲秋の違いは?

十五夜とは、月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)における毎月15日の夜のことです。

中秋の名月とは、同様に旧暦における8月15日の夜に見える月のことです。月見をするのは中秋の名月となる8月の十五夜のことが多いため、「十五夜の月」と「中秋の名月」はほぼ同義で使われます。

「ちゅうしゅう」という音を表現するのには「中秋」「仲秋」の2通りの書き方があります。中秋は旧暦8月15日を、仲秋は旧暦の8月をさすことが多いようです。

もともと旧暦では1年を3か月ごとに分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬としていて、旧暦8月は真ん中の秋なので「仲秋」と呼ばれました。昔は「中秋」と書いても意味は同じだったのですが、次第に中秋は、そのさらに真ん中の旧暦8月15日をさすようになったといわれます。

中秋の名月=満月とは限らない

旧暦は月の満ち欠けをもとに日付が決まるので、中秋の名月・十五夜の日は満月と同日になりそうですが、実はそうとは限りません。むしろ満月とは同日にならない年が多数を占めます。

太陽太陰暦では新月の瞬間を含む日が旧暦◯月1日と決まっていますが、新月から満月までの日数は13.9〜15.6日間と時期により変動するので、満月の瞬間を含む日は旧暦14日〜旧暦17日まで幅があるのです。

2021〜2023年の旧暦8月は新月から満月までの日数が比較的短く、旧暦8月15日と満月の日が重なりますが、その後6年間は満月が旧暦の8月16〜17日となるため中秋の名月と満月は重なりません。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

参考資料など

国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
国立天文台「暦計算室」https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
アストロアーツ「星空ガイド」 https://www.astroarts.co.jp/

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