この先は気温が下がり10月らしい涼しさに 15℃前後まで下がる日も

ウェザーニュース

9月は気温の高い状況が続いていましたが、10月に入って夏の空気はようやく本州から離れる気配です。

この先は日本列島の上空に涼しい秋の空気が流れ込みやすくなり、昼間もカラッとした陽気となり、東京でも朝晩は15℃くらいまで気温の下がる日もある見込みです。

昼間も25℃くらいの予想

この先1週間は短い周期で気圧の谷が通過し、そのタイミングで上空には秋の冷たい空気が流れ込んでくる見込みです。西日本や東日本まで秋の空気が南下し、気温の下がる所が多くなります。

東京の気温グラフを見ると、4日(水)以降は最高気温が25℃くらいの日が続く予想となっていることがわかります。平年並みの10月の気温になるとともに、大陸からの乾いた空気に包まれ、昼間もカラッとした過ごしやすい陽気になりそうです。

最低気温は20℃を下回る日が続き、15℃前後まで下がることもあります。朝晩は肌寒いくらいの体感で、秋の訪れを実感できそうです。寝冷えなどで体調を崩さないようお気をつけください。東海や西日本でも同じような傾向となっています。

東日本や西日本では秋物の出番が一気に増えるので、続く暑さで衣替えがまだの方は少しずつ進めておくと良さそうです。

北日本の山では雪の可能性も

北日本はさらに冷たい空気の影響を受けやすく、グッと気温が下がります。

北海道では市街地でも10℃くらいまで下がる日が多くなり、一気に秋らしさが本格化しそうです。まだ初冠雪の便りがない大雪山などの高い山では雪の降る可能性もあります。

峠道などでの降雪に注意が必要な季節が近づいているようです。冬への備えを計画的に進めるようにしてください。