今朝の西日本や東海は今季最低気温 大阪や名古屋も10℃台に

ウェザーニュース

週の始まりの今日10月2日(月)の朝は西日本や東海で気温が下がり、ほとんどのところで今季最低の気温を更新しました。

大阪や名古屋、福岡などはこの秋初めて10℃台まで下がっています。

秋の空気の流れ込みと放射冷却で気温低下

土曜日から日曜日にかけて前線が通過した後、日本列島の上空には秋の空気が流れ込んできました。西日本から東海では穏やかに晴れたため放射冷却現象が強まり、今朝は気温が下がっています。

都市部でも20℃を下回ったところが多く、内陸部や山沿いでは15℃未満となりました。今朝の最低気温は大阪市や福岡市で19.5℃、名古屋市で17.9℃とこの秋初めて10℃台を観測するなど、ほとんどのところで今季最低の気温を観測しています。これでほぼ平年並みの気温です。

関東は雲が多かったため、西日本ほどは気温が下がらず、東京都心で21.3℃など南部は20℃以上となっています。

＜今朝の最低気温＞
　東京　　21.3℃（9月中旬並）
　名古屋　17.9℃（10月上旬並）★
　京都　　18.0℃（9月下旬並）★
　大阪　　19.5℃（9月下旬並）★
　広島　　17.4℃（10月上旬並）★
　高松　　17.0℃（10月上旬並）★
　福岡　　19.5℃（9月下旬並）★
★：今季最低を更新

昼間はカラッとした暑さに

昼間はしっかりと日差しが届くため気温が上昇し、西日本から東海の沿岸部は25℃以上の夏日を予想しています。30℃を上回るところは少なく、湿度が低めですので空気はカラッとしそうです。まだ平年に比べると高めの気温ではありますが、比較的過ごしやすい一日となります。

朝と昼間の体感差が大きくなりますので、調整しやすい服装でお出かけください。

北日本は日本海側を中心に雨が降りやすく、風が強く吹くため気温の数字以上に肌寒く感じられる可能性があります。雨や風を防ぐような上着が活躍する一日です。