北海道の大雪山系・旭岳で初冠雪 今シーズン全国最初の観測

ウェザーニュース

今日4日(水)、北海道の最高峰、大雪山系・旭岳で初冠雪が観測されました。平年より9日遅く、昨シーズンよりは1日早い観測です。

明日からは再び雪になる見込み

北海道の山間部では2日(月)～3日(火)にかけての降水が雪になり、大雪山系・黒岳では七合目よりも高い所で積雪がありました。標高2291mと北海道の最高峰である大雪山系・旭岳でも昨日の時点で雪が積もっていたとみられます。

今朝になって天気が回復して旭川地方気象台からも雪の積もっている様子が確認できたため、初冠雪が発表されました。平年よりは9日遅く、昨シーズンよりは1日早い観測です。大雪山系の麓の愛別町からも雪化粧をした大雪山連峰の様子を見ることができました。

旭岳の初冠雪が全国一番乗りとなるのは2020年以来、3年ぶりです。


明日5日(木)～6日(金)にかけて北海道付近を低気圧が通過し、上空には今回よりも強い寒気が流れ込む予想となっています。旭岳や黒岳などは雪が降り、積雪が増加する見込みです。

紅葉が楽しめる所でも雪の降る可能性がありますので、お出かけになる場合は寒さ対策に加え、雪対策が必要になります。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）