北日本を中心に冷え込んだ朝 東京都心も今季最低

ウェザーニュース

連休中日の今日10月8日(日)の朝は北日本を中心に気温が平年よりも下がっています。

氷点下になったところはないものの、北海道のアメダス朱鞠内で0.0℃、札幌では9.0℃を観測し今季初めて10℃を下回りました。

北海道や東北、また関東北部では軒並み今季一番の冷え込みとなり、東京都心や千葉、新潟、鹿児島でもそれぞれ今季最低気温を更新しています。

晴れて夜間に放射冷却

移動性高気圧の圏内となる北日本は天気が回復し、夜間に放射冷却現象が効いて熱が宇宙へ逃げたことで、冷え込みが強まったと考えられます。

▼今朝の最低気温（8時まで）
　札幌　　9.0 ℃　10月中旬並＜今季最低＞
　仙台　　6.3 ℃　10月中旬並＜今季最低＞
　東京　　15.6 ℃　10月中旬並＜今季最低＞
　名古屋　16.8 ℃　10月上旬並
　大阪　　17.3 ℃　10月上旬並
　鹿児島　16.0 ℃　10月下旬並＜今季最低＞
　那覇　　25.6 ℃　9月中旬並

晴れるエリアは朝と昼間の気温差に注意

今日は本州の南岸を前線が通過して西日本や中部地方では広い範囲で本降りの雨になります。

冷たい雨の影響で昼間でも気温は低空飛行。予想最高気温は福岡、大阪、名古屋で20℃です。いずれの地点も今季一番の低温で10月下旬から11月中旬並みの最高気温です。

一方、晴れる札幌や新潟では、昼間との気温差が大きくなります。脱ぎ機で調節できるような服装でお出かけするのがおすすめです。