金木犀（キンモクセイ）が関東でも香り始める 昨年より2週間遅く

ウェザーニュース

朝晩が涼しくなって、秋の訪れとともにふわっと香り始める金木犀（キンモクセイ）。

昨年、関東では金木犀の香りが9月下旬から漂い始めていましたが、今年は10月中頃になってから秋の香りが漂ってきています。

金木犀ってどんな花？

金木犀とはモクセイ科の常緑小高木の一種で、元々は中国から渡来した花です。その甘い芳香は秋の風物詩になっています。

東京では34%の方が香りを感じる

（調査期間10月12日(木)4〜13時／　回答人数　13,774人）

ウェザーニュースでは金木犀が香り始めているかどうかを調査し、速報的にまとめました。西日本から東日本の広い範囲で金木犀の香りを感じ始めています。

関東では栃木県で48％と一番割合が高くなりました。東京では34%で、そのうち「今日初めて感じた」の割合が14％に上りました。

昨年行った同じ調査では、関東で金木犀の香りを3割以上の方が感じ始めたのは9月下旬だったのに対して、今年は猛暑の影響か2週間程開花が遅れているようです。

前回調査よりも感じた割合が増加

関東の回答を前回(10/7)の結果と比較しました。

「昨日以前から感じてた」と「今日初めて感じた」の割合に注目すると、前回は11％でしたが、今回は36％と25ポイント増加しました。

今後も秋らしい日が続き、金木犀の甘い香りを感じる方がさらに多くなっていきそうです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）

調査概要

質問：「金木犀の香りは？(10/12)」
調査日：2023年10月12日4〜13時(途中結果)
回答者数：13,774人
選択肢：感じない、今日初めて感じた、昨日以前から感じてた

質問：「金木犀の香りは？(10/7)」
調査日：2023年10月7日
回答者数：7,315人
選択肢：感じない、今日初めて感じた、昨日以前から感じてた