九州南部に雨雲広がる 桜島の火山灰が積もった所はスリップ注意

ウェザーニュース

今日13日(金)の昼頃から九州南部で雨が降り出しています。鹿児島市内などに積もった桜島の火山灰を洗い流すほどの勢いはなく、濡れて滑りやすくなりますので、注意が必要です。

明日朝にかけて雨が降りやすい

九州の南の海上では東寄りの風と北寄りの風の境界にシアーラインが形成され、雲がまとまっています。昼頃から鹿児島県や宮崎県など九州南部にも雨雲が広がり、雨が降り出してきました。それほど活発な雨雲ではなく、1時間1mmに満たないような弱い雨です。

鹿児島市では相次ぐ桜島の噴火によって火山灰が積もっている所がありますが、それを洗い流してくれるような降り方にはなっていません。むしろ積もった火山灰が濡れて滑りやすくなりますので、車の運転時や外を出歩く場合は十分注意をしてください。

雨の降りやすい状況は明日14日(土)の朝にかけて続き、夜間や一時的に本降りの雨になることがある見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）