北海道に「ハロ」が出現 ゆっくり天気下り坂のサイン

ウェザーニュース

今日14日(土）は北海道の上空に「ハロ」が見られています。これは天気下り坂のサイン。明日15日(日)は北海道の太平洋側を中心に雨が降り出す予想です。

明日には雨が降り出す

「ハロ」は上空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。

通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。

朝鮮半島付近に低気圧があり、その低気圧から延びる弱い前線の影響で上空に薄雲が広がり、ハロが見られたと考えられます。


明日15日(日)はこの低気圧が日本海を経由して北日本に接近。北海道ではゆっくり天気が下り坂で昼過ぎ以降、太平洋側を中心に雨が降り出します。

「ハロ」は天気下り坂のサインと言えそうです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）