北陸で土砂降りの雨に 落雷や突風にも要注意

ウェザーニュース

今日10月15日(日)の午後は、関東など太平洋側では大雨のピークを越えたものの、北陸などで大気の状態が不安定になり局地的に雷雨となっています。

今夜にかけて急な激しい雨や落雷、突風等に注意してください。

日本海側は大気の状態が不安定

福井県坂井市 13時36分投稿　※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください

寒気を伴った上空の気圧の谷の影響で、北陸や西日本で局地的に雨が降っています。大気の状態が不安定となっているため、ひとつひとつの雨雲は小さいながらも発達していて、局地的に雷雨となっています。

福井県坂井市のアメダス三国では、12時27分までの1時間に19.5mmのやや強い雨を観測しています。ひとつひとつの雨雲は小さく動きもあるため、1時間に満たない雨により体感としては非常に激しい降り方になっていそうです。

昼前には石川県内で「アーチ雲」と呼ばれる雲が目撃されました。背後の積乱雲による強い雨や落雷だけでなく、強い下降気流を伴うことで突風をもたらすようなときに見られる危険な雲です。

北陸や近畿北部などでは、午後も雨雲の流れ込みやすい状況が続く予想です。晴れていても急な強い雨や落雷、突風や降ひょう等に注意してください。荒天の間は外出を控えて屋内で安全にお過ごしください。

写真・動画：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）