週間天気 週末の太平洋側は秋晴れも 日本海側は荒天注意

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週末は冬のような天気分布
・寒気が流れ込み週末は気温低下
・週末はオリオン座流星群がピークに

週末は、北海道や東北日本海側などで雨風が強まり、東北太平洋側や東日本、西日本では秋晴れとなります。強い寒気が流れ込むため、各地で気温が低めとなりそうです。体調管理にお気をつけください。

週末は冬のような天気分布

週間予想天気図　21日(土)〜26日(木)

週末は、一時的に西高東低の冬型の気圧配置となります。北海道や東北日本海側、北陸などでは雨風が強まり、雷、突風、降雹などに注意が必要です。北日本の山々では紅葉が見頃を迎えていますが、紅葉狩りを計画されている場合は事前に目的地までの天候を確認し、悪天候の場合は予定変更などもご検討ください。

一方、東北太平洋側や、高気圧圏内となる東日本・西日本では、広く秋晴れとなります。運動会や秋の行楽を楽しむにはいい天気です。

寒気が流れ込み週末は気温低下

週末は、上空にこの秋1番の強い寒気が流れ込む予想です。各地で気温が低めとなり、特に土曜日は名古屋や大阪などでは晴れても最高気温は20℃に届かない見込みです。朝晩の冷え込みも強まって10℃前後まで下がりますので、少し厚手の上着が必要です。体調管理に注意をしてください。

また、本州の標高の高い山では雪になるところが多く、北海道では峠道への積雪も考えられます。車を運転される方は冬用タイヤの準備を忘れないようにしてください。気温の下がる夕方以降は北海道の市街地でも雨から雪に変わる可能性があり、初雪の観測があるかもしれません。

週末はオリオン座流星群がピークに

この週末はオリオン座流星群が出現のピークを迎えます。21日(土)深夜～22日(日)明け方が一番の見頃となる予想です。ピーク時には見晴らしの良いところで1時間あたり5個～10個程度の流星が見られそうです。

21日(土)夜～22日(日)明け方は西高東低の気圧配置となり、西日本や東日本の太平洋側ほど雲が少なく、流れ星を見られる可能性が高くなります。日本海側は雲が多く、流星観測は難しそうです。

ただ、出現ピークがなだらかな流星群のため、ピーク前後数日間は観測チャンスがあります。晴れる日を狙って、秋の夜長に流星観測をお楽しみください。