北日本の山から次第に雪に変わる 明朝にかけて峠道などは積雪に注意

ウェザーニュース

夕方から夜にかけて寒気のピークとなる予想で、北日本の山では雨が雪に変わり始めています。この後は雪の範囲が拡大し、北海道や本州の峠道では積雪の可能性があるため、注意が必要です。

雪の範囲は標高の低い所へ広がる

今日21日(土)の日本付近は冬型の気圧配置になっていて、この時期としては強い寒気が流れ込んでいます。寒気の南下に伴って北日本などの山から雨が雪に変わってきました。

雨雪レーダーによると北海道や東北の山間部、北アルプス周辺などで雪が解析されている状況です。寒気はこれからピークとなりますので、雪の範囲は標高の低い所へ広がるとみられます。

また、発達した雲の周辺では雷や雹(ひょう)、突風などを伴う可能性があるため、雪にならない地域も油断は禁物です。

夜間や早朝は路面状況に注意

今夜になると北海道は山沿いだけでなく、内陸部の市街地でも雪に変わる所がある見込みです。初雪の観測があるかもしれません。東北から関東北部、中部の山沿いでも雪の所が増え、明日22日(日)の未明にかけて雪の降りやすい状況が続きます。

標高の高い峠道では雪の積もる所がある見通しです。明日22日(日)の朝にかけて路面に雪が残ったり、凍結するおそれがあるため、夜間や早朝に車で走行する場合は冬用タイヤやチェーンなどを用意し、無理な運転は避けるようにしてください。