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鹿児島・桜島で山体膨張を観測 最近は噴火が頻発

ウェザーニュース / 2023年10月22日 9時55分

ウェザーニュース

気象台は鹿児島県・桜島で山体膨張を示す地殻変動が観測されたと発表しました。最近は噴火が頻発しており、今後の活動に注意が必要です。

傾斜計や伸縮計で地殻変動を観測

桜島では昨日21日(土)6時頃から、島内に設置している傾斜計および伸縮計で山体の膨張を示す地殻変動が観測されています。南岳山頂火口または昭和火口で、この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、桜島島内を中心に多量の降灰となる可能性があります。

桜島では11日(水)頃から活動が活発になり、気象台の発表基準を満たす規模の噴火が50回以上発生し、19日(木)には多量の噴煙を伴う噴火が発生しました。

防災上の警戒事項等

現在、桜島の噴火警戒レベルは3の入山規制となっています。

南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では火山灰だけでなく、火山礫と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意が必要です。

また、爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあります。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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