北日本内陸部は6時間で15℃以上、気温が上昇 今夜は冷え込み弱まる

ウェザーニュース

今朝の北海道や東北北部は内陸部を中心に冷え込みました。太陽が昇ってからは急ピッチで気温が上がり、すでに朝よりも15℃以上、上がった所があります。

今夜は緩やかに気温が低下

今日24日(火)朝の北日本は、上空に寒気が残っていることに加え、晴れて放射冷却現象が強まったため冷え込みが強まりました。その寒気は段々と東に抜けつつあります。たっぷりと日差しが届き気温は順調に上がってきて、一部では朝との気温差がすでに15℃以上に達しています。

今朝の最低気温が全国で最も低い−4.1℃まで下がった北海道の陸別町は7時を過ぎた頃から気温が急激に上昇し、10時の時点では10℃を上回りました。その後も気温は上がって、11時00分までの最高気温は12.3℃と、最低気温との差は16.4℃に達しています。

そのほか、北海道千歳市で17.0℃差（−1.4℃→15.6℃）、岩手県久慈市で16.6℃差（1.8℃→18.4℃）など大きな気温差です。急な変動で体調を崩さないように注意をしてください。

なお、今夜は寒気が抜ける上、雲が増えて放射冷却現象が若干弱まるため、今朝ほどの冷え込みにはならない見込みです。