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冬に向け旬を迎える長芋 とろろなど栄養を損なわない食べ方

ウェザーニュース / 2023年11月8日 10時30分

ウェザーニュース

これから冬に向かう時季に旬を迎える野菜の一つが長芋。店頭には太くて長い立派な長芋が並びます。長芋は貯蔵性が高いので1年中出回っていますが、寒風が吹き始める今の時季は“秋掘り”芋が収穫されます。

芋の中では珍しく生で食べられる長芋には、栄養成分が豊富に含まれていますが、その栄養を無駄なく摂ることができる食べ方があるそうです。野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに話を伺いました。

滋養強壮、漢方薬にも使われる長芋

長芋はその栄養価の高さから、日本では「山うなぎ」、中国では「山薬(さんやく)」とも呼ばれて滋養強壮の漢方薬に配合されています。

「じゃがいもやさつまいもなどの芋類のデンプンは、生では消化されにくいため、消化不良を起こします。しかし、長芋はでんぷんを分解するアミラーゼなどの消化酵素が含まれているため、生で食べることができるのです。

ご飯のデンプンも分解するため、とろろ飯は非常に消化が良い食べ方なのです。

また、糖質をエネルギーに変換し疲労回復に役立つビタミンB1、抗酸化作用や美肌効果があるビタミンC、食後の血糖値の上昇を穏やかにする水溶性食物繊維、腸内環境を整える不溶性食物繊維などが含まれています。さらに、ナトリウムを排出して高血圧予防に効果のあるカリウムも豊富です」(吉田さん)

長芋の栄養成分は加熱に弱い!?

栄養成分豊富な長芋ですが、調理法によってはせっかくの栄養成分が損なわれてしまうそうです。

「長芋のビタミンB1とビタミンC、消化酵素は加熱に弱い性質があります。また、ビタミンCは水溶性なので水に溶けやすいのです。

そのため、これらを積極的に摂りたい場合は、さっと洗ってから生のまますりおろしたり、短冊に切るなどしてなるべく加熱せずに食べるようにしましょう。

特に胃腸が弱っている時、疲れている時などはとろろにして、ご飯にかけると食べやすい上に消化も良く、栄養成分を無駄なく摂ることができます」(吉田さん)

生の長芋は切って置いておくとポリフェノールで赤黒く変色してしまいます。変色させないためには酢水に浸けておくと良いといいます。

これから旬を迎える季節、長芋を上手に調理して豊富な栄養成分を無駄なく摂りましょう。

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