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カムチャツカ半島 クリュチェフスカヤ火山で噴火 噴煙は約1万4000mに

ウェザーニュース / 2023年11月1日 10時0分

ウェザーニュース

日本時間の今日11月1日(水)朝、カムチャツカ半島のクリュチェフスカヤ火山で大規模な噴火が発生しました。現地当局(KVERT)の監視カメラの観測では、噴煙は高度1万4000mに到達したものとみられます。

10月下旬以降、活発な活動

クリュチェフスカヤ火山はロシア・カムチャッカ半島にある標高4,750mの非常に活発な火山です。10月下旬から活動が目立っていて、今朝になり噴煙が海抜1万4000mほどまで上昇する噴火が起こっています。

ウェザーニュースとKVERTが共同設置した監視カメラでも、雲に隠された山の山頂から噴煙が高く立ちのぼる様子が確認できます。

噴煙は南東方向に拡散

気象衛星可視画像

噴煙は南東に流れていて、アリューシャン列島方面に拡散している様子が気象衛星ひまわり9号の画像から確認出来ます。

噴火により多量の火山灰が大気中に放出されると、それを吸い込んだ飛行機のエンジンが停止したり、操縦席の窓ガラスに傷が付いて見通しが利かなくなるなど、航空機の運航へ重大な影響を及ぼすおそれがあります。

今後の火山灰の状況次第では、カムチャツカ半島付近を発着する旅客機をはじめ、付近を通過する北米や欧州とアジアを結ぶ国際線の航空便の経路変更などで、遅延等の影響が生じる可能性があります。

出典・参考
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構

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