関東や東北など南風吹き荒れ横殴りの雨 交通機関への影響注意

ウェザーニュース

関東や東北などで荒天の朝です。今日7日(火)朝は寒冷前線の通過に伴い雨や風が強まっています。通勤・通学の時間帯と風雨のピークが重なっている所があり、交通機関への影響などに注意が必要です。

広範囲で20m/sを超える強風

寒冷前線に伴う雨雲が東北から関東、東海地方を通過しています。局地的に雨雲が発達していて、6時00分までの1時間には静岡県静岡市・井川で55.5mmの非常に激しい雨、栃木県那須町・那須高原で23.5mmの強い雨が降りました。


前線の前面では南寄りの風が強く、最大瞬間風速は福島県白河市で25.6m/s、東京都江戸川区・江戸川臨海で21.2m/s、静岡県静岡市で20.2m/s、神奈川県横浜市で19.8m/sを観測しています。

6時00分の時点で東北や北海道の一部の地域に暴風警報や大雨警報、洪水警報が発表中です。

関東は9時頃にかけて風雨のピークに

東北や東海ではすでに風雨のピークで8時頃にかけて局地的に激しい雨が降るとみられます。関東はこれから雨が強まり、9時頃までは雨の強く降る所がある見込みです。局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降るうえ、20m/s以上の強風が加わります。

傘をさすのが難しいような状況になりますので、丈夫な傘を用意するか、レインコートの着用もご検討ください。

6時30の時点で東京湾アクアラインが通行止め、東京湾フェリーは欠航となっています。鉄道は関東や東海で遅れや運転見合わせの区間があり、通勤・通学のピーク時間にかけて遅れなど影響が拡大してもおかしくありません。

普段よりも時間に余裕を持って移動などを行うのが良さそうです。