週末の北海道は札幌など平地でも雪 週明けにかけて寒気が強い

ウェザーニュース

週末11日(土)は上空に強い寒気が流れ込み、北海道は札幌など平地でも雪になる予想です。積雪の可能性もあるため冬用タイヤが欠かせません。

寒気は週明けにかけて強く、全国的に初冬の寒さとなる見込みです。

北海道日本海側は初雪で積雪の可能性

明日10日(金)に低気圧や前線が通過したあと、週末11日(土)は冬型の気圧配置となります。平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は、東北北部付近まで南下する予想です。

北海道は平地を含め雪の所がほとんどで、札幌などまだ初雪の便りが届いていない所でも発表がある見込みです。雪雲がしっかりとかかると、雪がうっすら積もる可能性もあります。車などの運転は冬用タイヤが欠かせません。タイヤ交換が済んでいても、シーズン最初の雪道の運転は十分にお気をつけください。

東北北部も内陸部では雨が雪に変わる所があるとみています。また、東北南部から北陸は山沿いで雪になりますので、峠道などを走行する予定がある方は注意が必要です。

13日(月)は西日本の山間部も雪に

13日(月)　上空1500m付近の気温

上空の強い寒気は週明け13日(月)〜14日(火)にかけて日本付近に残るとみられます。

13日(月)の上空1500m付近の気温を見ると、0℃のラインは西日本や東日本の太平洋側まで南下する予想です。西日本の山間部でも雪になり、凍結や積雪などで路面状態が悪化する可能性があります。こまめに最新の情報を確認し、対策は早めに行ってください。

最低気温は東日本や西日本の都市部でも1桁になる日があります。朝晩は厚手の上着が必要になり、暖房が必要になる所もありそうです。