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低気圧や前線で土砂降りの雨に 落雷も注意 深夜から北海道では雪

ウェザーニュース / 2023年11月10日 6時40分

ウェザーニュース

今日11月10日(金)は低気圧や前線の影響で全国的に雨が降ります。湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、局地的に激しい雨が降り、落雷や突風を伴うおそれがあり注意が必要です。

前線の通過後には冬型の気圧配置となり、来週前半にかけてこの時期としては強い寒気が流れ込みます。北海道では今日深夜以降に雪が降り始め、今週末は札幌などで初雪となる可能性が高くなっています。

局地的に激しい雨のおそれ

北海道の北を通過する低気圧から寒冷前線が延びていて、今日は北日本と西日本を、明日にかけて東日本を通過します。これとは別に九州の西で低気圧が発生し、九州南部を通過して本州の南に進む予想です。さらに、これらの低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため大気の状態が不安定になり、低気圧や前線が接近前の地域でも雨雲が発達しやすくなっています。

徳島県のアメダス海陽では、4時45分までの1時間に26.0mmの強い雨を観測しました。この後も局地的には1時間に30mm以上の激しい雨の降るおそれがあります。

雨雲は全体的に東進し、東海以西の各地や北海道では朝から、関東や東北でも昼頃から雨の降る所が多くなる予想です。活発な雨雲の通過時は落雷や突風、降ひょうなどを伴うおそれがあるため注意してください。

北海道は深夜から雪の可能性

今夜遅くから来週14日(火)頃にかけて冬型の気圧配置となるため、日本列島にはこの時期としては強い寒気が流れ込みます。上空約1500mで−6℃以下の寒気が東北北部付近まで南下し、北海道や東北北部では平野部でも雪の所が多くなり、東北南部や北陸の山沿いでも雪の可能性があります。

北海道の日本海側では、今夜遅くになると寒気の影響を受け始めます。一旦寒冷前線による雨がやんだ後、こんどは寒気による雲が日本海から流れ込みはじめ、明日11日(土)にかけて雪の降りだす所が多くなる予想です。

今年はまだ旭川を除く気象台では初雪の観測がありませんが、今夜以降は札幌などでも初雪となる可能性が高くなっています。郊外を中心に今季初めての積雪の可能性があるため、積雪や路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。車を運転される方は、冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの携行など、雪道用の装備をご準備ください。

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