北海道大雪 強弱を繰り返し明後日14日(火)頃まで続く

ウェザーニュース

強い寒気の南下に伴い北海道では断続的に雪が降っています。今日12日(日)の朝にかけては24時間で50cm以上の雪の積もった所がありました。今後も雪は強弱を繰り返しつつ、明後日14日(火)にかけて続く見込みです。

路面状況の悪化に注意

北海道では昨夜遅くから今日の未明にかけて、シアーライン(風の流れが変化する境界線)に伴う活発な雪雲がかかり、局地的に強い雪となりました。特に道北では短時間に積雪が急増しています。

幌加内町・朱鞠内では7時までの24時間降雪量が57cmを観測。稚内市では33cmと11月としては観測史上1位の記録を更新しました。降雪量の分布をみても、上川地方と留萌地方の狭い範囲に雪が集中したことがわかります。

現在は雪が小康状態となっていて、これから午後にかけては昨夜のような急激な積雪の増加はない見込みです。

ただ、寒気のピークになる明日13日(月)の後半から14日(火)にかけては再び雪雲が発達し、雪の強まる可能性があります。路面状況がさらに悪化することが考えられますので、車で移動をする場合は最新の雪の情報や、道路の状況などを確認するようにしてください。