雲をまとった紅富士 富士山山頂の雪は減少傾向

ウェザーニュース

今朝は静岡県から襟巻きのように雲をまとった”紅富士”が見られました。富士山は山頂付近でも山肌が目立ち、だいぶ雪が薄くなってきています。

「紅富士」「赤富士」とは？

「紅富士」「赤富士(あかふじ)」は共に富士山の山肌が日光に照らされた様子を指します。冬に雪が積もった山頂が照らされて淡い紅色に染まった状態を「紅富士」、一方、夏に雪のない山肌が日光によって照らされて赤褐色に染まった状態を「赤富士」と言います。

今週末は雪化粧が再び濃くなる見込み

富士山に再びしっかりと雪が降るのは17日(金)になります。

17日(金)は、富士山頂だけでなくふもとなど周辺でも荒れた天気となるおそれがありますが、嵐が去った週末は土曜日よりも日曜日の方が晴れるところが多くなります。

真っ白に雪化粧した富士山と見頃を迎えた紅葉を楽しむのもいいかもしれません。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）