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まだ蚊の影響!? 記録的な高温の11月上旬はさされる人が昨年より増加

ウェザーニュース / 2023年11月16日 13時45分

ウェザーニュース

11月でも蚊にさされた方はいませんか?ウェザーニュースは今年11月に蚊にさされた経験についてアプリユーザーを対象にアンケート調査を実施。

その結果、11月上旬に「蚊にさされた」または「さされてないけど見た」という方は全国平均で40%にのぼりました。異例の高温が続いた影響とみられます。

太平洋側ほど高い割合 東京・愛知・大阪も4割超

都道府県別に結果をみると、蚊にさされた、または見た割合が全国で最も多かったのは高知県で63%、次いで沖縄県で59%でした。また愛知県も50%と、50%以上の割合は太平洋側の都県が多くなりました。

大阪府43%、東京都41%と大都市圏でも4割以上となりました。

一方、北日本では30%未満の道県が多くなりました。

11月上旬は昨年より多いが、中旬は同程度に

関東の結果に注目してみると、蚊にさされた、または見たという割合は、昨年の10月末(厳密には同時期ではなく、10日ほど早い時期ですが)の調査と比べても16ポイント増となりました。

その後11月15日前後の調査では昨年の同時期と比べて同程度(むしろわずかに少ない)結果となり、現時点では蚊にさされる人が減ってきているようです。

11月上旬まで異例の高温が続いた

蚊は気温が25~30℃の時に活動が活発になるといわれています。

東京の10月中旬から11月中旬にかけての気温は、今年は昨年や平年の値を大きく上回る日が続出しました。11月上旬に25℃超えの日が3日も出たり、11月7日には27.5℃を観測して11月としての過去最高を100年ぶりに更新するなど記録的な高温となりました。

その後、11月10日以降は寒気の到来により気温は平年を下回り、ようやく蚊の活動が鈍くなる気温に落ち着きました。

このように今年の蚊は異例の高温により例年とは時期が少しずれて出現していました。

現時点では異例な現象だったかもしれませんが、今後地球温暖化が進むと、今年のように出現時期が長引くことも考えられます。将来的な対策の変化をイメージできる事例となりました。


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