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明日18日(土)にかけ暴風に警戒 寒気の影響で急な雨や降ひょうも

ウェザーニュース / 2023年11月17日 18時0分

ウェザーニュース

明日11月18日(土)にかけて低気圧が発達しながら北海道の北に進み、日本付近で風が強まる予想です。沿岸部を中心に暴風に警戒してください。

また、上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になるため、急な強い雨や降ひょう等にも注意が必要です。

気圧の傾きが急に 風が強まる

明日18日(土)はサハリン付近に進む低気圧が急速に発達することで、西から張り出す高気圧との間で気圧の傾きが急になります。天気図では等圧線の間隔が混んでいる状況で示され、この周辺では気圧の高いほうから低いほうを見たときに右手方向に向かって、概ね等圧線と平行に強い風が吹きます。

このため、今夜は低気圧に近い北海道を中心とした暴風となりますが、明日18日(土)は西日本や東日本でも強い風が吹く予想です。沿岸部や風の吹き抜けやすい地形の周辺などでは、瞬間的に30m/s以上の暴風になるおそれがあります。鉄道の運転見合わせや遅延、高速道路の通行止めや速度規制など、交通機関への影響がでるおそれがあります。外出の際は飛来物等に注意し、車を運転される方は横風等に十分注意してください。

寒気の影響で大気不安定に

明日18日(土)は日本海を「寒冷渦」という上空の低気圧が進みます。寒冷渦はその名の通り中心に強い寒気を伴っていて、この周囲にある上空約5500mで−30℃以下というこの時期としては強い寒気が日本列島にかかります。

日本海の海面水温が平年よりも1〜2℃高い状態となっていることも加わり、上空と地表付近の気温差が大きくなり大気の状態が不安定になります。

西日本の各地では午前を中心に、北日本の日本海側〜北陸では夜遅くにかけて断続的に雨が降り、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。東北地方の日本海側や北陸では雨量のまとまりにも警戒してください。落雷や突風、降ひょう等を伴うおそれもあります。荒天の間は外出を控えて、屋内で安全を確保するようにしてください。

寒気の影響で北日本〜西日本の山沿いでは雪が降って、吹雪になるおそれがあります。積雪の可能性があるため、雪や路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。峠道等を運転される方は、冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの携行など、雪道用の装備をご準備ください。

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