西日本は冬本番を思わせる寒さ 午後も風が冷たく防寒必須

ウェザーニュース

強い寒気の南下に伴って西日本は気温が低く、昼近くなっても一桁の所があります。強風で体感温度はさらに低下し、午後にかけて防寒が必須です。

11時になっても気温が一桁

この時期としては強い寒気が流れ込んできたため、西日本は朝から気温が上がっていません。昼近くなっても気温が一桁となっている所が多く、11時00分の気温は大阪市は9.2℃、広島市は6.3℃、福岡市は8.6℃です。

強い西寄りの風が体感温度をより下げているため、ウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告は7割前後の方が「寒い」と回答しています。

その一方で、日差しがしっかり届いている関東は南寄りの風が吹いている南部を中心に気温が高く、東京都心は16.4℃まで上昇。体感報告も「爽やか・ちょうどいい」が最も多くなっています。

12月並みの気温の所が多い

寒気が東に離れる午後になると、西日本の天気は回復に向かい、午前中よりは日差しが増える見込みです。それでも気温はすぐには上がらず、大阪は10℃をわずかに上回るくらいの予想となっています。

平年の気温に比べると大幅に低い状態が続き、最高気温は12月中旬並みになる予想です。そのほかの西日本も12月並みの気温の所が多くなります。午後も寒さが続きますので、お出かけになる場合は冬の防寒が欠かせません。