年末年始は高温傾向 積雪エリアは融雪に注意

ウェザーニュース

年末から年始にかけては強い寒気の南下がなく、全国的に気温が高めに推移する予想です。

全国的に高温傾向

東京では最低気温・最高気温共に平年を上回る日が多く、大晦日の31日(土)は14℃まで上がる予想です。正月三が日も最高気温が10℃を下回る日はなく、比較的暖かい年始になりそうです。

東京以外の各地も気温は高めです。札幌では元日以外に真冬日はなく、雪ではなく雨が降る日もありそうです。秋田でも氷点下の冷え込みは少ない予想。仙台では10℃を上回る日もあると予想してます。西日本も同様に高温傾向で、福岡では15℃に達する日もありそうです。

融雪による影響に注意

気象庁は昨日25日(月)に九州から北海道に対して「高温に関する早期天候情報」を発表しました。

31日(日)頃からの5日間の平均気温は、平年よりもかなり高くなる可能性が高まっていて、年末から年始にかけて厳しい寒さにはならないとみられます。

積雪が残るエリアではぬかるむ路面や屋根からの落雪に注意してください。融雪に伴う河川の増水や山間部やスキー場での雪崩の発生にも注意が必要です。