旭川などで強い雪が続く 今夜まで大雪や吹雪に要注意

ウェザーニュース

今日27日(水)は北日本を中心に冬型の気圧配置となっていて、北海道の道北や道央では積雪の急増した所があります。

寒気は徐々に緩んでいくものの、今夜までは雪の強まりや吹雪に注意が必要です。

旭川の積雪が70cm超

低気圧が東の海上へ遠ざかり、北日本中心の冬型の気圧配置。道央や道北を中心に、日本海から内陸へ雪雲の流れ込みが続いています。一部には活発な雪雲が見られ、雪の降り方が強まっている状況です。

15時までの6時間に石狩沼田で27cm、留萌市で17cmの新たな雪が降りました。旭川市でも6時間に21cmの雪が降り、15時の積雪は71cmに達しています。
北海道旭川市 13時57分投稿　※動画が見られない場合はウェザーニュースの元記事からご覧ください

また強風も続き、沿岸部では午後になっても20m/sを超える最大瞬間風速を観測した所があります。

明日は雪が弱くなる見込み

今夜にかけても、北海道では日本海側や内陸を中心に雪の降りやすい状況が続きます。

日本海から流れ込む発達した雪雲の下では、1時間に5cm前後と雪の降り方が強まり、積雪が急増するおそれがあり、路面状況の悪化や屋根からの落雪などが懸念されます。

また、沿岸部を中心に風も強くなるので、吹き溜まりや吹雪による視界不良に注意が必要です。

昼間は青空の広がった札幌市内などでは、夜の路面凍結にお気をつけください。

明日28日(木)になると上空の寒気が後退し、北海道の雪は弱まる見込みです。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）