香川 高松で初雪を観測 平年よりも1か月遅い冬の便り

ウェザーニュース

今日1月23日(火)は、高松(香川)で初雪が観測されました。平年よりも1か月遅い初雪です。

まだこの冬の初雪の便りがないのは静岡、高知、宮崎となっています。

昨年の冬と比べても36日遅い観測

強い冬型の気圧配置となっている影響で、西日本や東日本では明日24日(水)にかけて、北日本ではあさって25日(木)にかけて寒気の流れ込みがピークとなります。

上空約1500mで−6℃以下の寒気は四国沖の太平洋にまで南下しています。この強さの寒気は、降水があれば平地でも雪になる目安といわれます。

初雪は、雪やみぞれ（雪まじりに降る雨）がこの冬初めて観測されることをいいます。高松地方気象台では目視による観測です。

▼初雪の観測
　高松地方気象台　1月23日(火)観測
　　平年より30日遅く、昨年の冬より36日遅い

明日にかけ雪が降ったり止んだり　山沿いでは積雪も

西日本の広範囲で雪が降り始めていて、標高774mの広島県北広島町・八幡では10時までに19cmの雪が積もりました。平地でも鳥取県境港市で2cmを観測するなど雪が積もり始めています。

香川県は日本海側と比べると雪雲は流れ込みにくいものの、山沿いでは積雪となるおそれがあります。積雪や路面凍結によるスリップ事故等に注意してください。車を運転される方は、冬用タイヤへの交換やタイヤチェーンの装着など、雪道用の装備をご準備ください。