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関東甲信から静岡でレンズ雲や吊るし雲が出現 天気下り坂の兆し

ウェザーニュース / 2024年2月14日 16時15分

ウェザーニュース

今日14日(水)の午後になり関東甲信から静岡県にかけて、吊るし雲やレンズ雲が見られました。

上空が湿っていて風の強い時に山の風下側に現れることが多く、通常の雲と違ってあまり動かないのが特徴の雲です。まるでUFOのような独特の形をしています。

上空に湿った空気が流れ込む

吊るし雲やレンズ雲は高い山の風下に現れます。
 ・上空の風が強い
 ・湿った空気が存在する
という状況の時に発生しやすくなります。

上空の強い風が高い山を越えたり回り込んだりするときに風下側で空気の波が起こり、風が上昇している部分で雲ができるのです。

時間が経過しても空気の波の形状は急には変化せず、風が上昇する場所で雲が出来て、風が下降する場所では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、同じ場所で雲が止まって見えるのです。

今日の東日本は上空3000m付近で20m/s前後の西寄りの風が吹いています。晴天をもたらしている高気圧の中心が東に離れたことで、上空には少しずつ湿った空気が流れ込んで、こうした雲を作り出したと考えられます。

今日の吊るし雲やレンズ雲は明日15日(木)にかけての天気の崩れを示唆するものとなりそうです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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