九州を中心に激しい雷雨が続く 今夜まで雨の強まりに注意

ウェザーニュース

今日21日(水)は日本付近に停滞する前線の活動が活発になっています。

九州などで激しい雷雨となった所があり、西日本では今夜にかけて強雨や雷雨に注意が必要です。

東海や関東も本降りの雨に

九州南部から日本の南岸に横たわる前線に向かって、2月としては非常に湿った空気が流れ込んでいます。

このため前線の活動が活発になっており、九州を中心に雨が強まっています。鹿児島県や長崎県では明け方から昼前にかけて1時間に50mm以上の雷を伴った非常に激しい雨となり、午後になっても九州の所々で1時間に20mmを超える強雨が続いています。また、中国・四国から東日本の広い範囲で本降りとなっています。

西日本では、これから今夜にかけても活発な雨雲が通過する可能性があります。1時間に30mmを超えるような激しい雨のおそれがあり、道路冠水や中小河川の急な増水に十分な注意が必要です。東海や関東も本降りの雨となるため、帰宅の際は雨の強まりにお気をつけください。

仙台などでは雪が積もる

北日本は冷たい空気に覆われ気温が下がっています。東北は湿った雪が降り、宮城県の仙台市や石巻市などでも積雪を観測しました。

東北では明日朝にかけても内陸部を中心に降雪が続き、さらなる積雪増加おそれがあるため、路面状態の変化に注意が必要です。