3月早々に強い寒気が南下か 日本海側は大雪の可能性

ウェザーニュース

2月も終わりに差し掛かり、来週には3月を迎えます。月が変わって早々に強い寒気が南下して、日本海側は大雪となる可能性があります。

1か月ぶりの強い寒気

来週29日(木)〜3月1日(金)にかけて、本州の南の海上を低気圧が通過する予想となっています。低気圧は2日(土)になると三陸沖で発達して、日本付近は冬型の気圧配置になる見込みです。

平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が九州や四国付近まで南下し、北日本にはさらに強い−12℃以下の寒気が流れ込むとみられます。これだけ強い寒気が南下するのは1月下旬以来です。

北日本の日本海側だけでなく、北陸から山陰にかけての平野部でも雪になる所が多く、局地的に雪が強まる可能性があります。まだ、1週間先の予想であるため不確実性はありますが、今後の情報に注意し雪への備えは早めに行うようにしてください。