近畿や東海では昼頃に雨が強まるおそれ 関東は帰宅時間帯が雨風のピークに
ウェザーニュース / 2024年3月12日 6時55分
今日12日(火)は南岸低気圧が発達しながら通過する影響で、広範囲で雨が降って西日本や東日本では雨の強まるところがあります。
近畿では午前中から本降りの雨となり、東海では昼過ぎにかけて、関東では夕方の帰宅時間帯に土砂降りの雨となるおそれがあります。沿岸部を中心に風も強まり、荒れた天気に注意が必要です。
四国や近畿南部を中心に活発な雨雲が通過
東シナ海で発生した低気圧は発達しながら東北東に進み、午前中には四国沖に達する見込みです。低気圧の中心から北東側に活発な雨雲が広がる予想で、今朝は四国や紀伊半島南部を中心に雨が強まっています。6時30分までの1時間に高知県田野町では24.5mmの強い雨を観測しました。
通勤通学時間帯は、四国や近畿の南部では土砂降りの雨になり、大阪市や神戸市などの関西エリアも傘が必要な降り方になります。近畿では昼前後が雨のピークとなり、1時間に30mm前後の激しい雨の降るおそれもあります。活発な雨雲の周辺では雷や突風にも注意が必要です。
普段よりも移動に時間がかかる可能性がありますので、外出される方は普段よりも早めに準備を進めると良さそうです。
帰宅時間帯は関東で土砂降りに
雨の予想 今日12日(火)17時
午後は低気圧が東日本の太平洋沿岸を進んで、夕方に関東付近を通過する予想となっています。
低気圧に近い南部を中心に関東では雨が強まり、東京都心なども帰宅時間帯に雨が強まる見込みです。千葉県や神奈川県など沿岸部では風も強まって横殴りの雨になります。局地的には1時間に20mmを超える強い雨が降り、瞬間的には20m/s前後の強い風が予想されます。
雨の強い時間はそれほど長くは続きませんので、雨雲レーダーなどで雨の強まるタイミングを確認して、帰宅のタイミングはピークを避けて移動する方が良いかもしれません。
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