この先は寒暖の変化が大きい 桜開花のタイミングに気温下がる

ウェザーニュース

週末から来週にかけては寒暖の変化が大きくなります。上着要らずの陽気になったり、厚手の防寒具が欲しい寒さになったりしますので、体調管理にご注意ください。

来週は平年よりも気温の低い日が多い

週末にかけては暖かな空気が流れ込んで、西日本や東日本を中心に気温の上昇が予想されます。東京都心の最高気温は15日(金)〜17日(日)にかけて20℃近くまで上がる見込みです。日差しがしっかり届く昼間は上着が要らないくらいの陽気になります。

ただ、17日(日)〜18日(月)に低気圧が通過した後は寒気が南下するため気温が下がる見通しです。特に天気の崩れが予想される20日(水)・春分の日は気温が上がりにくく、東京都心の最高気温は10℃と厚手の上着が必要な寒さです。

来週の気温が桜の開花タイミングを大きく左右

西日本から関東では桜の開花予想日が近づいていて、この週末にかけての暖かさで生長が大きく進むとみています。

ただ、来週は気温が上がりにく、生長ペースが遅れる可能性がある状況です。天気の崩れや寒気の南下の予測に不確実性があり、それによって開花のタイミングが左右されます。

ウェザーニュースが今日発表した最新の開花予想では、東京が20日(水)と前回より1日遅い予想となりました。来週の気温が変化すると開花も前後しますので、お花見を予定している方は、最新の情報をこまめにチェックしてください。