気象庁3か月予報 気温の高い傾向が続く 梅雨入り後は大雨の可能性
ウェザーニュース / 2024年3月19日 15時30分
今日3月19日(火)、気象庁は4月から6月の3か月予報を発表しました。エルニーニョ現象は次第に解消するものの、気温の高い傾向はしばらく継続する見通しです。梅雨入り後は沖縄や西日本で雨量が多くなる可能性があります。
気温は引き続き高くなりやすい
向こう3か月の気温
エルニーニョ現象は次第に解消するものの、この先も影響は残り、地球温暖化の傾向が加わることで地球の大気全体の温度は高い状態が続きます。日本付近では太平洋高気圧の西への張り出しが強く、暖かく湿った空気が流れ込みやすくなる見込みです。
4〜6月の3か月の平均気温は全国的に平年より高い予想となっています。月毎の傾向を見ても、沖縄や西日本、東日本は4月、5月、6月の全ての月で平年より高くなり、北日本は平年並みか平年より高い予想です。
昨年から続いている高温傾向は当面は続くとみられます。早い時期から熱中症のリスクが高まってくる可能性があります。
梅雨入り後は沖縄や西日本で大雨に注意
向こう3か月の降水量
暖かく湿った空気が流れ込みやすいため、梅雨前線の活動は活発になるとみられます。沖縄や奄美では5月から6月の降水量が平年並みか平年より多いとみられ、3か月の降水量は平年より多い予想です。
西日本も6月の降水量が平年を上回る見通しで、梅雨入り早々の大雨の可能性があります。雨のシーズンが近づいていますので、対策は早めに進めるようにしてください。
東日本と西日本の降水量は平年並みの予想となっています。
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