九州で強風のピークに 関東は夜に北風が吹き荒れる

ウェザーニュース

今日26日(火)は低気圧が発達しながら本州南岸を進んでいる影響で、低気圧の周辺や低気圧通過後を中心に風が強まります。現在は九州で強風のピークです。

夜には関東や東海で北風が強まり、沿岸部では暴風になるおそれもあるため注意してください。

鹿児島・屋久島では最大瞬間風速30m/s超

26日(火)11時30分の風向・風速

本州南岸を通過する低気圧・前線と、北側の前線の間で気圧傾度が大きく、11時30分現在は九州周辺で強風のピークになっています。鹿児島県屋久島町の尾之間では10時28分に33.3m/s、宮崎県宮崎市では11時07分に24.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。

九州や山陰では昼過ぎにかけて強風が続き、特に九州南部では瞬間的には30〜35m/sの暴風となるおそれがあります。天気が回復しても、飛来物や高波などには十分ご注意ください。

関東はこれからさらに風が強まる

関東など東日本も、沿岸部を中心に風が強まって横殴りの雨になっている所があります。ただ、風のピークはこれからで、特に低気圧通過後の夜は北寄りの風が強まる予想です。

沿岸部では暴風レベルの突風となるおそれもあります。交通機関に影響が出る可能性があるため、今夜は早めの帰宅が安心です。

また、内陸部でも飛来物のおそれがあります。シャッターを閉める・窓からは離れるなど、安全を確保してお過ごしください。

東京　夜は3℃と真冬の防寒が必

北寄りの冷たい風が強まることによって、夜は気温も一気に下がります。

東京都心では昼間は10℃前後の気温をキープするものの、21時には3℃まで下がる予想になっています。強く冷たい風によって、体感温度はさらに下がりそうです。真冬のコートに加え、マフラーや手袋などの防寒具が活躍します。