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雨の範囲が拡大 明日は東海や関東、北日本で強まる風雨に警戒

ウェザーニュース / 2024年3月28日 15時30分

ウェザーニュース

低気圧や前線の接近に伴い、今日28日(木)の午後は雨の範囲が広がってきました。西日本は今夜にかけて、東日本や北日本は明日の午前中を中心に風雨の強まるおそれがあるため警戒が必要です。

西日本は今夜にかけて強雨

雨雲は午後になって急速に広がり、九州から中国、四国では本降りの雨の所が多くなっています。一部に活発な雨雲がみられ、15時00分までの1時間には長崎県五島市・福江で11.0mm、高知市で10.0mmのやや強い雨を観測しました。

東海や関東でもシアーライン(風の流れが変化する境界線)付近で雲がまとまって、弱い雨の降っている所があります。

夕方以降は九州を中心に発達した雨雲が通過し、今夜はそのほかの西日本でも雨の強まる所がある見込みです。夜間に雨のピークとなりますので、車で移動などをする場合は視界不良や冠水などに注意をしてください。

東海では総雨量200mm前後のおそれ

明日29日(金)は活発な雨雲が東日本や北日本に移ってきます。朝の通勤時間帯は東海を中心に雨が強まる見込みです。特に静岡県の山沿いなどは南から湿った空気が吹き付けることで強い雨が続き、総雨量が200mm前後に達するおそれがあるため、土砂災害や河川の増水などに警戒をしてください。

東海から北陸、関東にかけては昼頃まで、東北は昼過ぎまで、北海道は夕方まで局地的に雨が強まる見通しです。南から暖かな空気が流れ込むため、北日本でも雪になるのは標高の高い地域に限られます。融雪が進むことで道路冠水や河川増水などのリスクが高まりますので、十分な注意が必要です。

関東などは風の影響が大きくなる可能性

また、東日本、北日本では雨だけでなく風も強まります。特に太平洋側で風が強まりやすく、広い範囲で南寄りの風が平均で15〜20m/sに達し、瞬間的には30m/s前後の暴風となる所がある見込みです。

雨よりも風による影響の方が大きくなる可能性があり、鉄道のダイヤに遅れなどが出るなど、交通機関の乱れが懸念されます。関東は通勤時間帯が風のピークとなりますので、外出の際は最新の気象情報に加え、交通情報もご確認ください。

強風や暴風によって停電が発生したり、飛来物による被害も考えられますので注意が必要です。

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