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関東や東海など風雨が強まる 静岡県には土砂災害警戒情報も

ウェザーニュース / 2024年3月29日 6時50分

ウェザーニュース

今日3月29日(金)は、低気圧や前線の影響で東日本や北日本で風雨が強まっていて、静岡県内には土砂災害警戒情報も発表されています。

西日本は午前中から、東日本も午後には天気が回復し気温が高くなります。ただ、晴れてきても黄砂の飛来に注意が必要です。

東海や関東は午前中が荒天のピーク

低気圧や前線の通過に伴い、東日本や北日本・沖縄で風雨が強まっています。静岡県の伊豆では、24時間雨量が200mmを超えているところがあります。土砂災害に警戒してください。

東海、関東では昼頃にかけて、東北は昼過ぎまで、北海道は夕方まで局地的に雨が強まる見通しです。南から暖かな空気が流れ込むため、北日本でも雪になるのは標高の高い地域に限られます。融雪が進むことで道路冠水や河川増水などのリスクが高まりますので、十分な注意が必要です。


また、太平洋側で風が強まりやすく、広い範囲で南寄りの風が平均で15〜20m/sに達し、瞬間的には30m/s前後の暴風となる所がある見込みです。

関東では雨よりも風による影響の方が大きくなる可能性があり、電車の遅延や一部運休などが発生することも考えられます。外出の際は最新の気象情報に加え、交通情報もご確認ください。

初夏の陽気で25℃以上の夏日の所も

低気圧や前線が通過した後、西日本から東日本の上空1500m付近に+9℃以上の暖かな空気が流れ込んできます。すでに天気が回復している西日本では急ピッチで気温が上昇し、午前中から20℃を超える所がある見込みです。東海や関東も雨が止んだ後は急速に天気が回復して日差しが戻り、気温が上がります。

午後の予想気温は西日本、東海、関東の大部分が赤色で表示された20℃以上で、宮崎市では26℃と夏日の予想です。そのほか、京都市で23℃、前橋市で24℃など内陸部では25℃に迫る所があり、各地で初夏の陽気になります。

天気が回復しても黄砂には注意

天気は回復したものの、西日本の一部には大陸から黄砂が飛来してきました。夕方以降は西日本から東日本にも広がっていく予想となっています。明日30日(土)には北日本に拡大する見通しです。

大陸方面に比べると薄くなりながら広がってくるものの、日本海側を中心に空が霞むくらいになるとみられます。

天気が回復して晴れてきても洗濯物を外に干す際は黄砂に注意をしてください。また、外出時は念のためマスクを準備しておくと良さそうです。

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