札幌など週前半は気温変化大 9日(火)は冬の寒さに逆戻り

ウェザーニュース

週明けの明日8日(月)は、北日本で季節先取りの暖かさになる予想です。札幌でも今年初めての20℃を予想しています。ただ、明後日9日(火)は気温が急降下し、冬の寒さに戻ります。

明日は今日以上に気温が上昇

今日は北海道の北にある低気圧に向かって暖かな空気が流れ込み、たっぷりの日差しも加わって気温が上がりました。特に、オホーツク海側では南風が山を越えてフェーン現象が発生し、紋別市で道内今年初めての20℃超えを観測しています。

明日は上空に今日よりもさらに暖かな空気が流れ込み、札幌市でも最高気温が20℃になる予想です。これは5月下旬並みの気温で、季節先取りの暖かさと言えます。

雪の残る所では、融雪が急速に進むことが考えられます。雪どけ水による洪水や河川の増水、屋根など高所からの落雪、山間部では雪崩の発生に注意してください。

明後日は寒気が南下

明後日になると、大陸から寒気が流れ込みます。道北の上空1500m付近には、地上で雪が降る目安とされる−6℃以下の寒気が南下する予想です。

各地で気温が急降下し、札幌の最高気温は7℃の予想になっています。季節先取りの暖かさから、一気に冬の寒さに逆戻りです。

秋田など東北日本海側も、10℃近い気温低下が予想されます。急激な気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。