北日本は季節外れの暖かさ 東京も5月中旬並 明日は気温低下

ウェザーニュース

今日8日(月)も気温は高めの所が多く、特に日差しが届いている北日本や新潟県で暖かくなりました。ただ、明日9日(火)は寒気が南下し、北日本や東日本では気温が大幅に下がる見込みです。

北海道は北と南で気温差大

14時までの最高気温の分布を見ると、北日本で平年より大幅に気温が高くなり、近畿から東日本、北日本は20℃以上を表すオレンジ色の地点が多くなっています。札幌は22.0℃、東京は23.2℃、名古屋は22.0℃、大阪は21.8℃と、北から西まで同じような気温になりました。

新潟県や東北の日本海側では25℃以上のピンク色の地点も目立っています。新潟市にあるアメダス・新津では13時14分に26.6℃を観測しました。北海道も、オホーツク海側にある湧別町で13時11分に夏日一歩手前の24.6℃を観測しています。一方で、海からの風が吹き付けている北海道の太平洋側は気温が上がらず、函館市にあるアメダス・川汲では7.9℃にとどまりました。

朝から雨が降っている九州や中国・四国は20℃を下回った所が多くなっています。ただ、ウェザーニュースのアプリを通していただいた体感報告によると、寒さを感じている人はそれほど多くないようです。

明日の関東は土砂降りの雨で暖かさはなし

9日(火)の天気と気温

明日は一時的に寒気が南下して、東日本や北日本、近畿は気温が下がります。特に北日本では気温が大幅に下がり、札幌の昼間の気温は今日より15℃以上も低い5℃の予想です。急激な気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。

東京都心も、12時の気温は16℃と今日より6℃低くなる予想になっています。土砂降りの雨で、暖かさは感じられなさそうです。また、朝よりも夜の方が寒くなりますので、帰り道に備えてカーディガンなどひとつ足せるものがあると重宝します。

天気の回復が早い西日本の太平洋側は、鹿児島で24℃など暑いくらいの陽気になります。朝の冷え込みも弱く、上着は必要ありません。