関西など西日本で「ハロ」が出現 広範囲で大きな天気の崩れはなし
ウェザーニュース / 2024年5月2日 10時40分
今日5月2日(木)は高気圧に覆われて晴れている所が多くなっています。西日本の上空には薄雲が広がり、「ハロ」が現れました。
午後も広範囲で大きな天気の崩れはなく、穏やかな天気が続く見込みです。
太平洋沿岸は湿った空気で雲が厚くなる
「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
ハロなどの光学現象が見られると天気が下り坂になることがありますが、関西や瀬戸内、九州北部では、午後にかけても天気が大きく崩れることはなさそうです。
東寄りの湿った空気が流れ込みやすい紀伊半島南部や四国太平洋側、九州南部では雲が厚くなって、にわか雨の可能性があります。雲の底の高さに注目し、底が低くなってきたら急な雨にお気をつけください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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