雨の西日本は昨日より気温低下 北海道オホーツク海側は夏日に

ウェザーニュース

今日12日(日)は雨が降り出している西日本で気温が上がらず、昨日よりも低くなっています。北海道はオホーツク海側で気温が上がり、一部では午前中から25℃以上です。

雨の地域は朝から気温があまり上がらず

西日本や東海、北陸は朝から厚い雲に覆われていて、雨の降っている所が多くなっています。日差しがないため気温は上がらず、昨日の同じ時間帯よりも5℃前後低めです。

11時30分の気温は福岡市で昨日の同じ時刻と比べて4.6℃低い20.7℃、広島市は3.8℃低い19.0℃に留まっています。関東も昨日よりは若干気温の上がり方が鈍く、東京都心は1.9℃低い23.3℃です。

一方で北海道のオホーツク海側は昨日よりも10℃以上高くなっています。強い南寄りの風によってフェーン現象が起こっているためで、雄武町で25.6℃、遠軽町で27.0℃など一部では25℃以上の夏日です。

午後も気温は横ばいの所が多い

すでに曇りや雨となっている西日本、東日本は午後も気温の大きな変化はなく、ほぼ横ばいで経過する予想となっています。25℃以上の夏日の所は少なくなり、沖縄以外では昨日のように30℃以上の真夏日に達することはない見込みです。

北海道のオホーツク海側は今日いっぱい、南寄りの風の強い状況が続くため気温は高めで経過します。夕方から夜にかけても急激に冷え込むことはなさそうです。