関東の空にハロ 西側から天気回復傾向で午後は青空に
ウェザーニュース / 2024年5月14日 11時6分
今日14日(火)の関東は雲が多いものの、西側の地域から段々と太陽が見えてきました。雲が薄くなってきた所では、太陽のまわりにハロ(日暈)が現れています。
千葉や茨城では天気回復は遅め
関東には上空の気圧の谷や下層シア(風の流れが変化する境界線)に伴う雲が広がっています。西側の地域ほどかかる雲は上空の薄雲がほとんどになり、ハロが現れました。
「ハロ」は、上空の高いところに太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっているときに、太陽の周りにボンヤリと見えるリング状の明るい部分のことを指します。暈(かさ)や日暈(ひがさ)とも呼ばれる虹色現象です。
通常の虹とは違い、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
上空の薄雲はゆっくりと東へ進み、西側の地域から段々と雲がなくなって昼頃には青空が優勢になる見込みです。千葉県や茨城県など東側の地域では天気の回復がもう少し遅く、昼過ぎになるとみています。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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