新潟県で局地的に霰(アラレ) 天気急変で気温も急降下

ウェザーニュース

今日16日(木)は強い寒気を伴った低気圧の影響で、日本海側を中心に大気の状態が不安定になっています。新潟県内では午後になって雨が降り、一部では霰(アラレ)を伴いました。この雨を境に気温が急降下しています。

今夜にかけて断続的に活発な雨雲が通過

午前中は晴れて日差しがしっかり届いていた新潟県は午後になって上越から雨雲がかかり始めました。雨の範囲は中越や下越にも広がり、長岡市の周辺では活発な雨雲が通過したタイミングで、霰(アラレ)を伴っています。

非常に小さな氷の粒ですが、地面に落ちてもすぐには溶けずに残っている様子がわかります。新潟県内は夕方から夜にかけて活発な雨雲が断続的に通過する予想で、雷を伴った強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。

わずか30分で10℃以上、気温が下がる

今日の新潟県は昼過ぎまで日差しが届いた上に、東寄りの風がフェーン現象を引き起こし、30℃前後まで気温が上昇しました。ただ、雨雲の接近に伴って西寄りの風に変化し、気温が一気に下がっています。

12時30分の時点では県内の広い範囲で25℃以上でしたが、上越から気温が下がり始め、14時30分には20℃を割り込んだ所がほとんどです。県内で最も気温が上がった魚沼市小出は13時50分に29.3℃だったのが、わずか30分後の14時20分には19.1℃となっています。

この後はさらに気温が下がる上、風が一層強まって体感温度が低下します。急な気温変化で体調を崩さないようご注意ください。

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）