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愛知など東日本の空に環水平アーク 関東の一部でもうっすらと出現

ウェザーニュース / 2024年5月21日 11時24分

ウェザーニュース

今日21日(火)は昼前になって、愛知県を中心とした東日本太平洋側の空にほぼまっすぐな虹が現れています。これは「環水平アーク」と呼ばれる大気光学現象で、関東の一部でも見えています。

太陽の下側に現れる「環水平アーク」

「アーク」は、高層の雲(氷の粒で構成)の氷の結晶がプリズムの役割をして太陽の光が屈折して色が分かれ、虹色の輝きが現われる現象です。氷の結晶の形や並び方などによって様々なタイプのアークがあり、太陽を中心とし、できる位置で名前が変わります。

「環水平アーク」は、太陽の中心から下方46度前後の空の低い所に出現します。水平に長く伸びる虹の帯となることから環水平アークと呼ばれ、太陽高度が68度前後の時に最もはっきり現れます。太陽高度が高い、4月上旬から9月上旬にかけての昼前後が見えやすい時間帯です。

ハロやアークなどの光学現象が現れた後に、雲が厚みを増すと天気が下り坂に向かうことが多くあります。ただ、今日は段々と高気圧が本州に張り出すため、愛知県など東海西部にかかる薄い雲は解消して、晴天が続く見込みです。

神奈川県や千葉県でも、ハロやうっすらと環天頂アークが見られている所があります。関東や山梨県・静岡県付近は、午後になると異なる向きの風がぶつかることで雨雲が発生し、山沿いを中心ににわか雨の可能性があります。急な天気の変化にお気をつけください。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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